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講 題:「中国の都城のプランから見る日本の都城制の源流」(日文研學術講演.「王権と都市」)
日 時:2008年3月7日(Fri) 14:00~16:30
會 場:国際日本文化研究センター内講堂(日文研ホール)
致 詞:片倉もとこ(日文研所長)
主講人:王 維坤(日文研 外国人研究員/中国・西北大学国際文化交流学院 副院長・教授)
主持人:マルクス リュッターマン(日文研准教授)
內容簡介:
中国古代の文字は、象形文字と呼ばれている。城に属する一つの文字は「國」という文字である。この「國」の字は、時代によって書き方も随分違う。現在まで、合わせて「或」「國」「圀」「国」の四つの書き方がある。この「或」の象形文字の意味とは、1人の人が「戈」の兵器を持って、「口」(國を示す)を守るということである。さらに言えば、『孟子・公孫丑下』に曰く「三里の城、七里の郭」とはプランを表しており、それは「回」という「城・郭の國」を示す。即ち、真ん中の「口」は、「宮城」を表し、外側の「口」は「郭城」(羅城とも言う)を表す。中国の都城のプランから、この「或」という文字の形は始まったと言えるのである。
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