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飯尾秀幸著,『中国史のなかの家族』(世界史リブレット 87)
東京:山川出版社,2008年1月。A5判。90頁。ISBN:978-4634348707。
內容簡介
近代社会は、人類史に未曾有の変革を与えた。個人主義は私たちの日常にも定着し、それは民主主義の基礎ともなった。その一方で集団の結合意識はしだいに希薄となり、グローバル化という喧騒のなか、さしもの日本型経営の会社組織の団結力も弱まった。家族は最後に残された集団結合の場なのかも知れない。しかしその家族の団結も危うい。家族はどう変わろうとしているのか。中国の家族の成立過程をみることで、家族の行く末を考える一助としたい。
歴史学は家族をどうとらえるか/婚姻単位としての家族/婚姻単位としての家族の変容/経済単位としての家族/中国古代における家族の成立
目 次
1 婚姻単位としての家族
2 婚姻単位としての家族の変容
3 経済単位としての家族
4 中国古代における家族の成立
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