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矢木毅著,『高麗官僚制度研究』(東洋史研究叢刊72)
京都:京都大学学術出版会,2008年11月。精裝,21cm(A5),554頁。ISBN:9784876985302。
內容簡介
中国漢人と北方諸民族の諸王朝・政権のはざまで、高麗の官僚制度は複雑な変遷をたどる。その検討を通じて、表面的な変化の背後にあって、高麗の官制を真に特徴づけている官僚制度の構築原理そのものの解明に迫るとともに、古代から近世にいたる、前近代朝鮮の全体史のなかで、中世高麗時代の歴史的な位相を見定める。
目 次
序説 高麗時代史の概観―官制と外交
第1部 官僚機構と王権
高麗国初の広評省と内議省
高麗睿宗朝における意思決定の構造
高麗時代の銓選と告身
高麗時代の宰相制度―合坐制とその周辺
第2部 流品の構造
高麗官僚制度の概観―外官への例調を中心に
高麗より朝鮮初期に至る進士概念の変遷
高麗時代の内侍と内僚
高麗事元期における官品構造の変革
結論 朝鮮前近代における王権の素描
附篇 参考論文
国子監試に関する諸説の検討
尚書都官貼の分析
高麗王言考―または『高麗史』諸志の文献批判
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