展覽主題:「和泉市いずみの国歴史館 平成19年度特別展」
「陶器のムラに眠る人々 ―陶邑と周辺地域の古墳を考える―」
会 場:和泉市いずみの国歴史館(TEL/FAX 0725ー53ー0802)
主辦者:和泉市教育委員会
会 期:2007年10月6日(土)~同年12月16日(日)
開館時間:午前10時~午後5時(ただし、入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日(土・日の場合は開館)
入館料:大人200円[160円]、大高生100円[80円]
[ ]は20名以上の団体料金。65歳以上、中学生以下、障害者(介護者1名含む)は無料。
開催趣旨:
このたび和泉市いずみの国歴史館では、以下の内容の特別展および講演会等を開催いたします。多数のご来館をお待ちしております。
古代人が埋葬されている古墳には、副葬品がいっしょに納められていることが多く、それらから当時の生活、風習などが分かります。また、古墳の形や規模などを相互に比較することによって、地域だけでなく、広く国内に及ぶ政治経済が理解できることもあります。
近年、和泉市、堺市、大阪狭山市に広がる泉北丘陵や信太山丘陵で、古墳の発掘調査が行われたことにより、新しい情報が蓄積されてきています。泉北丘陵などの広大な丘陵地は、古代の大窯業地帯として「陶邑」の名で広く知られています。ここでは、古代の陶器で、須恵器と呼ばれている土器づくりに携わった人たちや、それを束ねた首長たちの古墳が確認されています。
今回の企画は、最新の調査成果だけでなく、20数年以上前に調査された古墳の出土品をまじえて展示するものです。5、6世紀の陶邑とその周辺の動向に焦点を当て、古墳の出土品から読み取れる古代人の息吹に触れていただきます。
主な展示資料 ※( )は所蔵先
和泉市・和泉黄金塚古墳 円筒・形象埴輪、ガラス製小玉(和泉市教育委員会)
高石市・富木車塚古墳 馬具、くびれ部出土須恵器群(大阪市立美術館・高石市教育委員会)
和泉市・信太狐塚古墳 須恵器(大阪府立泉大津高等学校)
堺市・野々井9号墳 石製子持勾玉(大阪府教育委員会)
堺市・檜尾塚原8号墳 水晶製丸玉(大阪府教育委員会)
堺市・牛石7号墳 馬具、装身具一式(大阪府教育委員会)
堺市・陶器千塚 狐塚古墳 鉄てい(堺市博物館)
堺市・栂北古墳 須恵器 装飾付器台(堺市教育委員会)
岸和田市・三田古墳 環頭大刀、円筒・形象埴輪(財団法人大阪府文化財センター)
和泉市・マイ山古墳 大刀、鉄鏃、装身具一式、石製紡錘車、須恵器群(和泉市教育委員会)
- Oct 07 Sun 2007 23:39
「和泉市いずみの国歴史館 平成19年度特別展」(2007.10.6~12.16)
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