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武田幸男著,『広開土王碑との対話』(白帝社アジア史選書)
東京:白帝社,2007年10月。335頁。B6判。ISBN:9784891748838。
內容簡介
高句麗の「広開土王碑」は、よく知られているように、広開土王の功績をたたえた古碑である。中国東北辺で蔓苔を絡め、風化した姿で現れたこの「広開土王碑」ほど、長く国際的な論題になり、ホットな論争を呼び続ける碑石は稀であろう。
本書は、もの言わぬ「広開土王碑」と真摯に対話した酒匂景信・水谷悌二郎や、王志修・栄禧・初天富ら、内外の多彩な人物像を通じて、その実態に迫り、王碑の語る真意を探る。また、碑文の解読に欠かせない、全字格の釈文、読み下し文、訳文を付す。
目 次
第1章 序説 広開土王碑と対話した人々
第2章 酒匂景信と『碑文之由来記』―広開土王碑発見の実相
第3章 中国最初期の対話者たち―傅雲竜と王志修の場合
第4章 横井忠直と広開土王碑の受難説―土難・水難・火難説の真偽
第5章 中国最初期の「作文」者の系譜―栄禧・王彦荘・楊同桂の場合
第6章 初天富一家と「碑文抄本」―王碑のそばの守護神たち
第7章 水谷悌二郎の広開土王碑研究―いちずに描いた大きな軌跡
第8章 末松保和と広開土王碑―「更生」前後の飽くなき執念
第9章 わたしの「辛卯年」条解釈
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