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佐伯有清著,『最後の遣唐使』(講談社学術文庫)
東京:講談社,2007年11月。221頁。文庫判(A6)。ISBN:9784061598478。
內容簡介
承和の第十七次遣唐使は、二度の渡航失敗、副使の乗船拒否という前代未聞の事態にも拘らず、政府が派遣を強行、莫大な犠牲を出した。
九世紀、連年の飢饉と疫病で疲弊した律令国家は、唐に何を求めようとしたのか。『続日本後紀』や、随行した僧円仁の『入唐求法巡礼行記』を丹念に読み込み、遣唐大使・副使、政府、僧侶、それぞれの思惑が絡んだ、最後の使節団の苦難の旅路に迫る。
目 次
序章 小野篁の渡航拒否
第1章 承和の遣唐使
第2章 海を渡った遣唐使
第3章 唐における遣唐使
第4章 九世紀の東アジアと遣唐使
終章 遣唐使の終焉
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