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国際研究集会『日韓古墳時代の年代観』


開催主旨:
 古墳時代の日本列島において韓半島系の遺構や文物が見られることは早くから注目され研究もされてきた。一方、近年の韓国においても発掘調査が進み、倭系の遺構や文物の発見が増えてきている。しかし,両国の古墳の年代観に関しては,日韓の研究者間で見解が一致している状況でもない。3世紀から7世紀までの日本列島と朝鮮半島の交流を考察するうえで、双方の年代観を再検討しなければならない。
 そこで、暦年代が明確である資料を出土した日韓の古墳の年代観を軸に据え、墳丘・埋葬施設・埴輪や木製品などの墳丘外表装飾・土器・装飾品・儀器・武器・武具・馬具などの相対編年を、日韓の研究者が比較検討する。

主催: 国立歴史民俗博物館・韓国国立釜山大学校博物館

開催日程: 2006年11月25日(土)~11月26日(日)

会場:千葉県佐倉市 国立歴史民俗博物館 講堂

開催時間: 11月25日(土) 10:00―16:30
      11月26日(日) 10:00―17:00

定員: 260名(先着順・下記申し込み方法をご覧ください)

発表項目:

第1日目 2006年11月25日(土)
10:00~10:10 館長挨拶
10:10~10:50 車崎正彦 紀年銘鏡と古墳出現年代(仮)
10:50~11:30 上野祥史 中国鏡の東アジア流通と年代観(仮)
11:30~12:10 杉山晋作 「辛亥銘鉄剣」と稲荷山古墳須恵器年代
12:10~13:00(昼食休憩)
13:00~13:40 酒井清治 土器の編年と年代観(仮)
13:40~14:20 橋本達也 甲冑の編年と年代観(仮)
14:20~14:30(休憩)
14:30~15:10 林 永珍 韓国全羅道の甲冑と年代観(仮)
15:10~15:50 桃崎祐輔 馬具の編年と年代観(仮)
15:50~16:30 水野敏典 鉄鏃の編年と年代観(仮)
 
17:00 懇親会(歴博レストラン)

第2日目 11月26日(日)
10:00~10:50 申 敬澈 韓国における3~4世紀の古墳(仮)
10:50~11:40 金 斗喆 韓国における5世紀の古墳(仮)
11:40~12:30(昼食休憩)
12:30~13:20 洪 潽植 韓国における6世紀の古墳(仮)
13:20~14:10 朴 天秀 韓国と日本の古墳の年代観(仮)
14:10~14:50 成 正鏞 百済出土中国陶磁器の年代観(仮)
14:50~15:00(休憩)
15:00~17:00 討論

申し込み方法:
 参加をご希望の場合には事前の申し込みが必要となります(先着順)。往復葉書またはメールにて下記までお申し込みください。往復はがき・メールともに、お申し込みの際にご住所・お名前、国際シンポジウム『日韓古墳時代の年代観』への参加希望を明記してください。また、往復はがきでお申し込みの際には、返信はがきにご住所・お名前をお書きください。

申し込み締め切り日時:2006年11月21日(火) 往復はがきの場合は必着。
※基本的にお電話による申し込みは受け付けておりません。ご容赦ください。

申し込み先:
往復はがき:〒285-8502
      千葉県佐倉市城内町117番地
      国立歴史民俗博物館 研究部
国際研究集会「日韓古墳時代の年代観」事務局 中條英樹 宛

E-mail:kofunnendai@rekihaku.ac.jp



http://www.rekihaku.ac.jp/


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