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講 題:「中国出土の文物からみた中日古代文化交流史-和同開珎と井真成墓誌を中心として-」(第208回 日文研フォーラム)
主講人:王維坤(西北大学国際文化交流学院教授、副院長;国際日本文化研究センター外国人研究員)
評論人:宇野隆夫 (日文研教授)
日 時:2007年12月12日 14:00 ~16:00
会 場:キャンパスプラザ京都 4階 第4講義室
京都市下京区西洞院塩小路下ル(JR京都駅ビル駐車場西側.京都中央郵便局西側)
発表内容:
1972年と 2004年に、中国西安で「和同開珎(わどうかいほう)」と「井真成(せいしんせい)墓誌」が出土した。「和同開珎」は、唐の武徳年間に発行した「開元通寳(かいげんつうほう)」に倣って、「寳」の中部の「珎」を採って鋳造したものであり、その読み方は「和同開珎(わどうかいちん)」よりむしろ「和同開珎(わどうかいほう)(寶(ほう))」のほうが正しいと思う。また「井真成墓誌」は、日本からの留学生墓誌の初発見であるばかりでなく、「日本」国号としても初めての発見であり、その文物価値は非常に高いと思う。
受講料:無料 ※ 満席のため、受付終了致しました。
主辦者:国際日本文化研究センター
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