宮治昭先生献呈論文集編集委員会編,『汎アジアの仏教美術』
東京:中央公論美術出版,2007年12月。492頁。A5判。ISBN:9784805505601。
內容簡介
東アジア、インド、日本の仏教美術史研究に大きな学績を残された宮治昭教授の退官を記念して、直接に学恩を受けた18名の教え子による論文集。
目 次
序にかえて 対極と類似と差異から読み解く図像学―仏教美術の研究を振り返って
第1部 南・東南アジア編
ジュンナール石窟 ガネーシュ・レーニ第七窟の検討;南インド・アーンドラ地方における、ヤクシャ信仰の一側面―仏伝説話図にみるヤクシャ信仰の影響について;ダムナール第一四窟に関する一考察;アジャンター第九窟後壁壁画の制作過程に関する一試論;チベットにおける『ヴァジュラーヴァリー』所説のマンダラの作例と系譜;観自在菩薩の説話と美術―大英図書館蔵『カーランダ・ヴューハ』装飾写本を中心として;ベトナム・フエ省のチャンパ彫刻;クムトラGK第十七窟の復元的研究
第2部 東アジア編
敦煌莫高窟における北魏・西魏時代の説話図―その時間と空間の表現について;中国南北朝時代における如来像の中国式服制出現に関する試論―三教交渉を軸として;法門寺地宮出土の「捧真身菩薩」台座下部に表される八体の尊像について―各尊像の解釈を中心に;中原北方宋遼金時代涅槃図について;弘川寺本地蔵十王図と水陸画;興福寺の脱活乾漆造八部衆像について―中国・韓国の作例からみた図像的位置づけ;愛知県愛知郡東郷町祐福寺の銅造如来形立像;平家納経普門品表紙絵・見返し絵の図像学的再検討―東漸するスダーナ太子本生譚とシンハラ物語;仏伝涅槃図における図像と画面構成―仏伝図と涅槃図の出会い;岡崎市・勝鬘皇寺本聖徳太子絵伝第四幅の構成について
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