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桃木至朗編,『海域アジア史研究入門』


東京:岩波書店,20083A5判,292頁。ISBN9784000224840



 


 


內容簡介


アジア史研究において、各国史からは見えてこない海のネットワークが果たしてきた役割の重要性が説かれて久しい。本書は「海からの視点」をキーワードにより広くアジア全体をとらえ、その「海域アジア史」において、今、どのようなテーマ設定・史料選択が可能であるかをコンパクトに紹介する。待望久しい入門書の誕生。


 


目 次


総説 海域アジア史のポテンシャル
1篇 通時的パースペクティブ


 


中世―9世紀‐14世紀前半(中国人の海上進出と海上帝国としての中国;モンゴル帝国と海域アジア;宋元時代の海域東南アジア;日本列島と海域世界


 


近世前期―14世紀後半‐17世紀初頭


明朝の国際システムと海域世界;琉球王国の形成と展開;日明の外交と貿易;日朝多元関係の展開;倭冠論のゆくえ;「交易の時代」の東・東南アジア;ヨーロッパ勢力の台頭と日本人のアジア進出


 


近世後期―17世紀中葉‐19世紀初頭


経済史から見た近世後期の海域アジア;近世後期東アジアの通交管理と国際秩序;蝦夷地と琉球;東南アジアの「プロト国民国家」形成;18世紀の東南アジアと世界経済;近世から近代へ―近世後期の世界システム


 


第22 各論


海陸の互市貿易と国家―宋元時代を中心として;港市社会論―長崎と広州;貿易陶磁;海産物交易―「竜涎船」をめぐって;造船技術―列島の木造船,終焉期のけしき;航海神―媽祖を中心とする東北アジアの神々;漂流,漂流記,海難;海域アジア史のための東アジア文献史料



 

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