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田端泰子、河原和枝、野村幸一郎編著,『母と娘の歴史文化学―再生産される「性」』(京都橘大学女性歴史文化研究所叢書)
京都:白地社,2009年3月。B6判,213頁。ISBN:9784893592514。
內容簡介
「母と娘」という異なる個体と思想を持つ二者がつくりあげる文化とは。
切り捨てられた私たちの存在の「根っこ」を再構築する画期的な考察。
目 次
第1部 再生産される「性」
再生産される中世の女性―正室・側室・後家尼の権限と役割
『いざよひ物語』と女訓書―阿仏尼をモデルにした浄瑠璃
師系の文学における母と娘―俳人橋本多佳子と橋本美代子
美醜の尺度はどのように伝えられるのか―トニ・モリスンの『青い目がほしい』
第2部 抑圧する母/反抗する娘
縛る母、逃げる娘―前近代中国から近代へ
恋愛結婚をめぐる母と娘の背馳―有島武郎『或る女』
焼け跡のシングルマザー―太宰治『斜陽』
楳図かずおにおける母と娘
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