『盧大統領「東北工程遺憾、中国に措置要求」』


韓国中央日報.国際.2006.9.11


 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は10日午後(日本時間)、東北工程問題について温家宝中国首相に「学術研究機関次元だというが、こうした問題が両国関係に否定的な影響を及ぼすことがあり得る」と遺憾を表明した。

  アジア・ヨーロッパ首脳会議(ASEM)に参加するためにフィンランドを訪問中の盧大統領は温首相との韓中首脳会談で「中国政府が韓国政府と合意したものにしたがって必要な措置をすぐにも取ってほしい」と述べたと、ユン・テヨン青瓦台(チョンワデ、大統領府)スポークスマンが伝えた。

  韓中両国は東北工程問題について2004年8月、当時の武大偉中国外交部アジア担当副部長(現外交部部長)が韓国外交部を訪問して高句麗史問題の公正な解決など5項目に口頭で合意した。

  温首相は「両国間の合意事項を尊重する」とし「両国関係に否定的な影響を及ぼさないよう、関連学術研究機関にこの問題をきちんと扱うように言った」と答えたと、ユンスポークスマンが伝えた。また「(中国)政府のレベルでも必要な措置を取っていく」と付け加えた。

  盧大統領と温首相は、このほか北朝鮮核問題について、対話を通じて平和的に解決していかなければならない上、6カ国協議をすぐにも再開するのが重要だと意見を同じくした。温首相は「中国も最近、北朝鮮の自然災害に関して食糧やディーゼル油など人道的次元の支援をしている」と述べた。

  韓中首脳会談は中国側が要請し、50分間行われた。


ヘルシンキ=パク・スンヒ記者

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