南國島夷：古代東亞與中國中古研究

門田誠一著，『古代東アジア地域相の考古学的研究』

東京：学生社，2006年12月。ISBN: 978431130489。489頁。A5判。

內容簡介

古代東アジアで何が起こったか、日本・朝鮮・中国の考古資料から古代日本と東アジアの実態を解く。

作者簡介

1959年、大阪府貝塚市に生まれる。1984年同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了。佛教大学文学部人文学科教授、博士（文化史学）。

目　次

問題の所在と東アジア地域史研究の視点
第１編　日本列島と朝鮮半島の考古学資料の比較研究

古墳時代の鉄製模型農工具と渡来系集団

装飾古墳の画題からみた地域間交渉―熊本県広浦古墳の石棺に表された親子大刀

第２編　東アジアにおける朝鮮半島考古学の相関的研究

百済前期における銭文瓦当の創出とその背景―石村洞出土資料の再検討

百済出土の両晋南朝青磁と江南地域葬礼の相関的研究

第３編　東アジア地域史の個別研究―高句麗考古学資料の史的解析

瓦からみた高句麗の守墓制―広開土王碑文研究における「守墓人姻戸」条の位置づけ

高句麗王陵域における広開土王碑の相対的位置―「墓上立碑」の再吟味を通して

第４編　東アジア考古学による地域相研究

朝鮮半島系考古資料からみた西部日本海地域の諸相

百済と魏晋南北朝時代の中国との交渉―中国製・中国系考古資料の吟味