古勝隆一著,『中國中古の學術』
東京:研文出版,2006年11月。上製,442頁,A5判,ISBN4-87636-262-9。
內容簡介
漢代から唐代にかけての学術の動向を注釈学の観点から論ずる従来の注釈研究は、特定の注釈書・注釈家の研究に固定されたものが多かった。本書はその現状を打破すべく、伝統的な学術を、より広範な時代環境の中へと位置づけた。
中国中古の学術的環境のあり方、特に注釈学のあり方の究明と、その注釈学の成果を端的に知ることのできる注釈書との関係の解明を目的とした一冊。
目 次
序論
上篇 中古注釈学をめぐる学術史的背景
漢魏両晋注釈家の序文・釈奠礼と義疏学
南斉の国学と釈奠・都講の再検討
高座について
下篇 中古注釈書研究
郭象による『荘子』刪定
賈大隠の『老子述義』
『考経』玄宗注の成立
御注『孝経』開元初注本をめぐって
韓愈の排佛論と師道論
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