講 題:「流体としての貨幣たちの歴史」(東京大学東文研定例研究会)
主講人:黒田明伸
對話人:西成活裕(東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻)
司 会:丘山新
日 時:2007年12月20日 14:00~16:00
会 場:東京大学工学部8号館7階736号室
講演簡介:
流れるものは淀み、淀みは不斉一をもたらす。あるがままの歴史上の貨幣たちの振る舞いは、双方向的であるよりも単方向的であり、循環的であるよりむしろ拡散的ですらある。『渋滞学』(新潮選書)の西成氏を討論者として迎え、流通速度を所与としてしまわずに貨幣たちの間に働くいわば粘性に着目した貨幣論と、それと見合った多層的な市場理解の可能性を考える。
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