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會議名稱:「中國出土資料學會平成19年度大会(第3回例会)」


主講人:


日 時:2008315日(Sat12:30~17:30


(受付開始 12:30~;研究報告 13:0016:00; 会員総会 16:0017:30


會 場:東京大学文学部法文2号館2番大教室(東京都文京区本郷7-3-1)


報告人、講題及摘要:


報告


楯身 智志(早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程)


「前漢における「官爵」の形成「宦皇帝者」の形成と官制・爵制の展開


発表概要:漢代の二十等爵制には、第9級五大夫以上の爵位を六百石以上の官吏のみが所有し得る「官爵」、第8級公乗以下の爵位を民衆までもが所有し得る「民爵」とする区別が存在していたとされている。しかし、この「官爵・民爵の区別」の成立時期や成立過程については、いまだ十分な検討がなされていない。本発表では、前漢初期に五大夫以上の有爵者、六百石以上の官吏と同等の待遇を与えられていた「宦皇帝者」の意味内容を手がかりに、三者の関係とその変遷過程を検討することで、「官爵・民爵の区別」の成立過程とその実態に迫ってみたい。


報告


吉冨 透(青山学院大学非常勤講師)


『楚辞』天問篇と戦国楚竹簡類の歴史伝説について


発表概要:『楚辞』天問篇と戦国楚簡「三徳」篇には皇天・上帝・后帝が共通して登場し、天の意志が示されている。三徳篇は歴史的な治乱・興亡を述べないが、天問篇では夏・殷には帝と后帝の意志を重視し、周文王には上帝の罰についたことを述べている。しかし伝世文献では上帝と天命のことが頻出し、三徳篇のように后帝には及ばない。天問篇も甲骨文により解読された経緯があるように、戦国楚簡同様に伝承が途絶えたものである。今回は天問篇の殷周革命部分を再考し、問題提起を試みてみたい。


主辦者:中國出土資料学会東京大学文学部 池澤研究室)


備 註:参加費(資料代)500円。非会員の来聴を歓迎します。

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