『日本中国学会報』,第59集(2007)
目 次
草野 友子 上海楚簡『競建内之』『鮑叔牙與隰朋之諫』の關係とその思想
頴川 智 上海楚簡『亙先』の宇宙生成論──馬王堆漢墓帛書『道原』との關連を通して──
田中 靖彦 『世新新語』の三國描寫と劉義慶
成田 健太郎 書體を詠う韻文ジャンル「勢」とその周邊
吉田 文子 敦煌民歌に見られる雜言體の構造について──三言句を中心に──
富永 一登 『文選』李善注の傳承──唐鈔本から尤本へ──
志野 好伸 筆法と筆意──張旭の位置づけをめぐって──
陳 翀 友の亡妻に代わって詩を賦す白居易──元稹の妻韋叢の死とその悼亡唱和詩──
三上 英司 唐代「輕薄」考
藤原 祐子 『草堂詩餘』と書會
和泉 ひとみ 元雜劇における尉遲敬德像の形成について
林 桂如 余象斗の『列國前編十二朝』について
竹内 真彦 『三國志演義』における身長は如何に解釋されるべきか──中國歴史敍述における身長表現に關する考察・序説──
齋藤 正高 『東西均』の反因説と水循環論
仙石 知子 族譜からみた明清戲曲小説の女兒像
赤松 美和子 戒嚴令期の臺灣における「文學場」への一考察──救國團の文藝活動と編集者瘂弦──
飯塚 容 魯迅作品の舞臺化について
竹内 弘行 朱謙之の大同共産思想
池田 昌廣 『日本書紀』と六朝の類書
松村 巧 華岡青洲の醫學思想
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