後藤みち子著,『戦国を生きた公家の妻たち』(歴史文化ライブラリー)
東京:吉川弘文館,2009年4月。平裝,B6判,209頁。ISBN:9784642056694。
內容簡介
戦国時代、公家の妻たちは夫の名字を名乗り、同じ墓地に葬られるようになった。平安時代以来の夫婦別姓・夫婦別墓の伝統が崩れたのはなぜか。婚家の一員として家を盛りたて、戦国の世を懸命に生き抜いた妻たちに迫る。
目 次
中世公家社会に生きた女性たち
公家社会のしくみ
公家の家と女性
戦国時代の摂関家の正妻
摂関家の婚姻―嫁取儀式
父の正妻・嫡子の正妻
摂関家の正妻
父の正妻と嫡子の正妻同居へ
戦国時代の公家の妻の役割とは何か
公家の家業・家政に妻はどうかかわったのか
摂関家の家業を支える正妻たち
婚家の一員と認識された正妻たち
夫婦別氏にして夫婦同名字―公式文書と公称との使い分け
夫婦別墓地から夫婦同墓地へ
摂関家の妻たちのネットワーク―寄合と寺社参詣
日常の生活と寄合への参加―近衛尚通正妻の場合
花見と寺社参詣
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