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野島永著,『初期国家形成過程の鉄器文化』
東京:雄山閣,2009年2月。精裝,B5判,300頁。ISBN:9784639020745。
內容簡介
弥生時代から古墳時代中期まで、日本列島出土の刀剣や農工具などの鉄器を対象とし、鍛冶遺構・生産遺跡から得られた情報をもとに、当時の社会情勢に育まれた鉄器文化を解明する。
目 次
第1章 弥生時代鉄器文化の研究史をふりかえって
弥生時代鉄器研究の曙
日本列島における鉄・鉄器生産とその技術論
日本列島における鉄器の地域性と普及論
第2章 弥生時代鉄器文化論
分割された剣
鋳造鉄器破片の普及
弥生時代鉄器の地域性
鉄造鉄器生産技術の格差と鉄器文化の地域性
第3章 古墳時代鉄器文化論
古墳時代成立期の鉄器をめぐって
有肩鉄斧からみた古墳時代の鉄器生産
各種副葬鉄器の共伴関係とその変遷
祭祀遺跡において消費される鉄―鉄の価値をめぐって
第4章 弥生・古墳時代の鉄器生産論
弥生時代における鉄器生産の様相
古墳時代における鉄器生産の様相
弥生・古墳時代の鉄器生産の展開
第5章 初期国家形成過程の鉄器文化の特質
弥生時代における鉄器の交易と流通
古墳時代における鉄器の流通と展開
初期国家形成過程の鉄器文化
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